プラチナの歴史

金・プラチナの豆知識

ダイヤモンドの豆知識

プラチナの歴史

プラチナは約20億年前に地球に衝突した隕石が地殻を破り、プラチナを豊富に含む溶岩層が 形成されたと言われています。

現存する最古の白金製品(プラチナ)は、ルーブル美術館収蔵の、通称「テーベの小箱」である。これはエジプト のテーベにある女性神官シェペヌペットの墓から出土した小箱で、紀元前720年から紀元前659年 頃のものと思われる。

また、10世紀頃には、南米でも装身具として利用されていた。これは(プラチナ)純度80 %以上もあるもので、 当時すでに高度な精錬技術があったことを示す。

ただ合金状のものでも融点まで加熱するのは当時の技術水準では不可能であったが、貴金属ゆえに 酸素では酸化されない性質を利用し粉末状・粒状のものを現在の粉末冶金などと呼ばれる方法で成 型していたものと考えられている。

スペイン人による南米への侵略の際に、当時ヨーロッパで珍重されていた銀と勘違いされて略奪さ れ持ち帰られた。しかし、銀よりも融点が高い白金(プラチナ)は銀用の加工設備では溶かすことができず、大量 に廃棄された。

人類がプラチナの真の価値を理解し始めたのは、1700年代以降のことと言われています。 これまでに人類によって産出された白金(プラチナ)の総量は約4,000トン、体積にして約200m3 (一辺が約6メートルの立方体)ほどである。

027-212-5024

営業時間:AM10:00~PM6:00

定休日:水曜日