プラチナの用途

金・プラチナの豆知識

ダイヤモンドの豆知識

プラチナの用途

・触媒(化学反応の前後でそれ自身は変化しないが、反応の速度を変化させる物質)
触媒として高い活性を持ち、自動車には排気ガスの浄化触媒として多くの量が使用されており、 さらにはその高い耐久性により同じく自動車の点火プラグや排気センサーなど過酷な環境に晒される 部品にも多用される。

・標準温度計

白金(プラチナ)の電気抵抗と温度との関係を使い、白金抵抗温度計に使われている。13.81 - 1234.93 Kまでの範囲 で標準温度計として利用されている。

・磁性体の材料

白金磁石など磁性体の材料としても有名である。マンガンとの合金は GMR(巨大磁気抵抗効果) が磁気記録ヘッドに用いられているほか、鉄やコバルトとの合金は、L10 規則相において非常に強い結 晶磁気異方性を示す。

・医療分野

アンモニウムイオンおよび塩化物イオンとの化合物であるcis-ジクロロジアンミン白金 (cis-[Pt(NH3)2Cl2]) が シスプラチンの名で抗ガン剤 として広く用いられている。

その他にもプラチナは化学的に極めて安定しており酸化されにくいこと、融点が1,769 °Cと高いことなどから 電極、るつぼ、白金耳、度量衡原器(キログラム原器、メートル原器)などに利用されている。

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