プラチナの純度

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プラチナの純度

プラチナの純度(品位)は、千分率‰(パーミル)で表記する。

日本国内では、宝飾品として販売される白金(合金)プラチナの品位は、Pt1000, Pt950, Pt900, Pt850 の4区分が一般的である。ISO および社団法人日本ジュエリー協会は、プラチナジュエリーと呼称でき るのは、Pt850 以上とさだめているまた、造幣局の品位証明区分もこの4区分を採用している。

しかし、地金価格高騰の影響を受け、実際には、K18 の品位にあたる Pt750、K14 にあたる Pt585、 さらに Pt505 製品が市場に供給され、議論を巻き起こしている。

これは、海外でも同じ傾向である。物品税(貴金属製品とされる Pt700 以上は15 %課税)撤廃までは 少ないが Pt700 以下の製品も製造されていた。白金合金の品位の定義は千分率だが、他の金属などの 百分率と混同されることがある。

■プラチナの純度■

Pt1000(プラチナ1000)
純プラチナ含有量99.9%の純プラチナ
Pt950(プラチナ950)
純プラチナ含有量95%のプラチナ・純プラチナ95%+パラジウム5%で生成されています。
Pt900(プラチナ900)
純プラチナ含有量90%のプラチナ・純プラチナ90%+パラジウム10%で生成されています。
Pt850(プラチナ850)
純プラチナ含有量85%のプラチナ。純プラチナ85%+パラジウム15%で生成されています。

Pt・Pm(プラチナ)純プラチナ含有量75%のプラチナ。純プラチナ75%+パラジウム25%で生成されています。【Pmだけの刻印は30年前以上の宝飾品(プラチナ)に作られた物によくみられます。】

◆相場

プラチナは、明治時代に日本に輸入され現在ではクセサリーや宝飾品、工業用として幅広く利用されています。 プラチナは金の約30分の1ほどの採掘規模で希少性価値が高い金属として扱われてきました。現在までのプ ラチナの最高小売取引価格は1980年(昭和55年)3月に記録された8,240円(1gの価格)ですが、これは原油 の価格や円安、政治情勢の影響が大きかったといわれています。

その後はゆるやかに下降と上昇を繰りかえしながら1995年に1,200円前後の安値を記録、その後 徐々に上昇 をしながら2008年前半には7,000円前後の記録を出しますが、 2008年9月15日に起こったリーマン・ショックの 影響を受け一気に価格が暴落します。その後は3,500~5,000円前後を行きしながら2016年末には3,700円前 後の価格を保っています。

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